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融資のキャンセル料名目で現金をだまし取ったとして、警視庁捜査2課などは詐欺の疑いで東京都中野区大... 融資のキャンセル料名目で現金をだまし取ったとして、警視庁捜査2課などは詐欺の疑いで東京都中野区大和町、無職、玉置章三容疑者(55)を逮捕した。同課によると、玉置容疑者は警視庁が14日に「あ、この男知ってる」と題して顔を公開した振り込め詐欺犯の1人で、報道に驚き18日に自ら杉並署へ出頭した。 捜査2課によると、玉置容疑者は「男から頼まれて金を引き出した。やばい仕事であることは知っていた」と供述しているという。 同課の調べによると、玉置容疑者は貸金業者を装って足立区に住む20代のフリーターの男性に「融資枠ができた」と電話で持ち掛け、男性が融資を断ると、「キャンセル料として2万3千円必要です」などとうそを言い、今年1月半ばごろ、預金口座に同額を振り込ませた疑いが持たれている。 玉置容疑者はだまし取った現金を引き出す「出し子」役だった。同課などが共犯の行方を追っている。