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宮内悠介さんの「カブールの園」を読んだ。 宮内さんの「盤上の夜」と「ヨハネスブルクの天使たち」(ど... 宮内悠介さんの「カブールの園」を読んだ。 宮内さんの「盤上の夜」と「ヨハネスブルクの天使たち」(どちらも日本SF大賞特別賞受賞)は読了済。 前2作がSFだったので、これもそうなのかな?と思っていたら、こちらは芥川賞候補作で、現在のアメリカを描いた小説だった。 私は最初コンゴの世界一おしゃれな紳士たち『サプール』と勘違いしていて、サプールのSF?ワクワク!と楽しみにして読んだらホントに全然違った…。 でもこれはこれで、言葉が染み入ってくるようないい作品でした。 物語のあらすじ 表題作「カブールの園」と「半地下」、2編の物語が収録されている一冊。 「カブールの園」は日系三世、日本語を知らないヒロインレイが主人公。 子どもの頃から成績が良く、母の期待はすべて彼女に掛かっていた。 学校では激しいいじめを受け、自宅では親の期待を裏切れず作り話ばかり。 そんな辛い日々を逃れ、今はサンフランシスコのベン
2017/02/17 リンク