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“文学少女”と神に臨む作家 上 (ファミ通文庫) 作者: 野村美月,竹岡美穂出版社/メーカー: エンターブレイ... “文学少女”と神に臨む作家 上 (ファミ通文庫) 作者: 野村美月,竹岡美穂出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2008/04/28メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 271回この商品を含むブログ (222件) を見る読了。“文学少女”シリーズは倫理的な理由から小説を「書かない」ことをみずからに課した少年が主人公なのだが、ここにきて何かを書かざるを得ない状況に追い込まれてきた。すなわち実質的な最終巻になる次巻で、語り手にはプルースト的な判断が要求される(と、冒頭の一行しか原文で読んだことがなく、井上究一郎訳を全巻所有しているがなかなか読む機会のない小説に唐突に言及する)。書いても書かなくても、すべてのファンを納得させるのは難しい気がするが、作者には何らかの目算はあるのだろうか。 この作者や友人知人も含めて、オレよりも3歳以上年下の作家や読書家は、大学院まで進んで文学研究をし
2008/10/06 リンク