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H.G.ウェルズの「宇宙戦争」を読んだ。映画のほうは見ていない。 以前に読んだのは中学生くらいのときか... H.G.ウェルズの「宇宙戦争」を読んだ。映画のほうは見ていない。 以前に読んだのは中学生くらいのときかもしれない。だとしたら、なんとまあ、二十数年ぶりということになる。 当時生まれた子供達は普通、社会人だ。書いてから、軽く気が遠くなった。 で、感想だが、今でも十分、面白い。 愛だの、恋だの、チューだのが出てこないところもわたし好みだ(どうして、世の小説家は物語にやたらめったら恋愛を絡ませたがるのだろう?)。 人間性やら、人間の本質やら、心理やらを、まるでそれが小説の任務であるかのように追求しないところもいい。 では、「宇宙戦争」が、バック・ロジャース的に通俗的だとか、脅かし目的だとか、薄っぺらいかというと、そうでないところがこの作家の不思議なところだ。 「宇宙戦争」を読むのは二十数年ぶりだが(「今、読むと通俗的でコケ脅し的だった」と感じるのが嫌だったのだ)、「タイムマシン」や「モロー博士の
2005/08/08 リンク