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材料中のC(炭素),P(リン),S(硫黄)などの不純物元素を10ppm以下のレベルまで低減して,純度99.99... 材料中のC(炭素),P(リン),S(硫黄)などの不純物元素を10ppm以下のレベルまで低減して,純度99.999%以上まで上げた純鉄のこと。 超高純度化することによって従来では考えられない特性を示す。第一に,酸に対する耐食性が通常の鉄の10倍以上に高くなる。例えば,通常の鉄が塩酸中で激しく反応するのに対し,超高純度鉄の場合泡が少し出る程度である。第二に,高い可塑性を示す。降伏応力が市販純鉄の1/8で,液体ヘリウム温度(-268.95℃)でも可塑性が失われない。 Cr添加により強度・耐食性を向上 この超高純度鉄に,強度や耐食性を高めるCr(クロム)などの元素を添加することによって,高温強度や耐食性,靱性など優れた特性を持つ合金を製造できる可能性があり,合金化の検討が活発化している。こうした特性を活かして,船舶用のスクリューやタービンに使う検討が始まっている。 一方で,低コスト化技術や高純度化
2008/04/20 リンク