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複合機の上半分の分解も一段落し,次は下半分に着手する。まずは分解しやすい側面を開いてみる(図1)。... 複合機の上半分の分解も一段落し,次は下半分に着手する。まずは分解しやすい側面を開いてみる(図1)。「大きいですね」。技術者がつぶやく。 技術者が注目したのは空冷ファンの大きさである。直径は約60mm(図2)。一般的には,直径40mm程度のファンを利用する場合が多いという。当然,機器の寸法という点では直径が小さいファンを採用した方が装置を薄型に設計しやすい。コストも安い。それにもかかわらず大口径のファンを利用しているのは「回転時の音を抑制するため」(技術者)とみられる。同じ風量を送り出すのなら,直径が大きいほど回転数が少なくなり,回転時に発生する音が小さくなる。 実は印刷テストの際に,技術者たちは「SCX-4501K」の動作音について「非常に静かである」と評していた。カタログの仕様上では印刷時の騒音は45dBA以下である。静音化に向けた取り組みの一端が,この口径が大きいファンだったのである。