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去年、山梨県の山中で警察のヘリコプターによる救助を待っていた遭難者に落石が直撃し死亡した事故で、... 去年、山梨県の山中で警察のヘリコプターによる救助を待っていた遭難者に落石が直撃し死亡した事故で、運輸安全委員会は、機体が前進しながら接近したため回転翼から吹き下ろされる風が強くなり、落石を誘発した可能性があるとする調査結果をまとめました。 運輸安全委員会が公表した報告書によりますと、現場は落石が起きやすい急斜面で、機体が前進しながら接近したため回転翼から吹き下ろされる風が強くなり、落石を誘発した可能性があるとしています。 当時はほぼ無風で、落石が起きたあと救助地点の上空のより高い位置から、徐々に高度をさげながら再び接近した際は落石はなかったということです。 運輸安全委員会は、ヘリコプターで救助者をつり上げるときには、吹き下ろす風が地上に及ぼす影響を少なくするよう、地形の特徴や風を十分に考慮して接近方法を決める必要があるとしています。
2018/11/29 リンク