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何度読み返しても、どこを開いても面白い。私にとっては役者サイドからみた歌舞伎、もっと大袈裟にいえ... 何度読み返しても、どこを開いても面白い。私にとっては役者サイドからみた歌舞伎、もっと大袈裟にいえば「演劇とは何か」を教えてくれるバイブルのような本。去年3月、ブックオフで手に入れた中古本。彼が久世光彦、野田秀樹たちと新しい歌舞伎を模索、上演する過程を知るのも、もちろんめっぽう面白いけれど、それ以上に彼の仲良し役者との交流を描いた「ブラボーな役者たち」の章がすばらしい。その中でもとくに玉三郎と孝夫(現仁左衛門)との関係には泣ける。これを読んで、玉三郎と仁左衛門がよりダーイスキになった。と同時に、ご両人とも、勘三郎を亡くした喪失感はハンパないだろうと想像がつき、胸が痛む。 『鰯賣戀曳網』でのこと。彼が鰯売りの猿源氏役だったのだが、蛍火役の玉三郎は毎日違う玉を投げて来る。千秋楽でもそう。勘九郎、「面白かったねぇ。ああ、この人は生涯役者だなと思ったよ」。 仁左衛門、玉三郎と『加賀見山旧錦絵』をやっ