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昨今,ウクライナ正教会独立問題が話題となっていますが,なかなか日本語の良い解説がないので,私なり... 昨今,ウクライナ正教会独立問題が話題となっていますが,なかなか日本語の良い解説がないので,私なりにこの問題をまとめて紹介したいと思います。 8月31日から9月4日までコンスタンティノープル(イスタンブール)において,正教会主教会議(シノド)という重要な会議が行われましたが,そこでバルトロメオ一世・コンスタンティノープル正教会総主教は,ウクライナに2人のコンスタンティノープル総主教代理(エクザルフ)を派遣する重要な決定(トモス)を行いました。これは,ウクライナ正教会の独立に向けた大きな進展であります。現在,ウクライナにおいて正教会は,大きくいうとモスクワ系とキエフ系に分かれていますが,これを統一して独立した正教会を作りたいという動きは,1991年のウクライナ独立の時からありました。 歴史を遡ってみますと,988年に当時のキエフを支配していたウラジーミル大公がビザンチンから派遣された司祭によっ
2018/12/16 リンク