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川崎市内の多摩川で、国内で2例目となる「モトスマリモ」が発見された。市内在住の男性が河原から持ち... 川崎市内の多摩川で、国内で2例目となる「モトスマリモ」が発見された。市内在住の男性が河原から持ち帰った石を水槽に入れたところ、北海道の阿寒湖に生息する「まりも」のようなものが増殖し、国立科学博物館に問い合わせた結果、「モトスマリモ」であることが分かった。同博物館の研究チームは情報提供を呼びかけている。 「3年前に川から持ち帰った石から、こんなものが育ちました。これはマリモでしょうか」 そんな問い合わせが国立科学博物館に届いたのは、今年の元日。公式サイトの「問い合わせフォーム」に、写真とともにメールで送られてきた。送り主は川崎市内の男性で、2021年7月に新しい水槽を立ち上げ、多摩川の河原で底に敷く石を採取していた。そして、2年後の23年6月には、石の表面に緑の毛がふさふさと生えた状態で、「まりも」のような球体が石からあふれ出るようになった、という。 1例目は山梨県 博物館の辻彰洋研究主幹ら