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東京都大田区の池上本門寺(日蓮宗大本山)で2025年1月12日、区内で働く「とび職人」のみなさん... 東京都大田区の池上本門寺(日蓮宗大本山)で2025年1月12日、区内で働く「とび職人」のみなさんが、新春の風物詩のひとつ、「はしご乗り」の技を披露し、見物に来た人たちを喜ばせました。 大森鳶(とび)組合に所属している皆さんです。 ふだんは建築現場など高い場所で仕事をしていますが、はしご乗りは300年前の江戸時代からのとび職人の伝統行事のため、日ごろから練習を重ねているとのことです。 お寺の境内に、はしごが運び込まれます。 まずは「謹賀新年」の垂れ幕の披露。 【はしご乗り】は、江戸時代の【町火消し(まちびけし)】と深い関係があります。南町奉行の大岡越前守忠相が町民のための消防組織として「町火消し」を創設した際、とび職の人たちを中心に据えました。 とび職の人は、いざ火事が発生すると、出火元をみるためにはしごを駆け上り、さらには火災現場で「鳶口(とびくち)」を使って延焼を防いだそうです。 とび職