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JRA(日本中央競馬会)に16年ぶりの女性ジョッキー、藤田菜七子騎手が誕生し、レース界への女性進... JRA(日本中央競馬会)に16年ぶりの女性ジョッキー、藤田菜七子騎手が誕生し、レース界への女性進出が話題を集めるなか、競艇や競輪でも気を吐くレーサーが増えている。過酷なレースやトレーニングでのけが対策、子育てとの両立は-。男児を出産し現在育児休暇中の競艇の鎌倉涼選手(27)、今年7月に競輪学校を卒業したばかりのプロ1年目、亀川史華選手(25)の素顔を追った。 男女別ではなく、男性に混じって女性も一緒にレースを繰り広げるのが、競艇だ。選手1601人のうち、女性は213人、子育て中の女性選手は69人もいるという。 「視力0・8以上▽体重42キロ以上50キロ以下(女性のみ)▽身長175センチ以下▽15歳以上30歳未満▽学歴は中学卒業以上」。これがボートレーサー養成学校「やまと学校」(福岡県柳川市)への入学の条件。女性は毎年200人前後が受験し、合格は10人足らず。極めて狭き門だ。 時速約80キロ