＜あのときあのころ＞蒸気機関車の車庫撤去　1971（昭和46）年 ＜移動編集局・鳥栖編＞ | まちの話題 | 佐賀県のニュース | 佐賀新聞

＜あのときあのころ＞蒸気機関車の車庫撤去　1971（昭和46）年 ＜移動編集局・鳥栖編＞ | まちの話題 | 佐賀県のニュース | 佐賀新聞

最盛期は71両もの蒸気機関車を保有したという鳥栖機関区は、鉄道の電化により、蒸気機関車が次々に姿を...概要を表示 最盛期は71両もの蒸気機関車を保有したという鳥栖機関区は、鉄道の電化により、蒸気機関車が次々に姿を消していった。1971（昭和46）年にはシンボルの一つだった第一車庫が老朽化により解体され、名残を惜しみながら作業が進められた。 鳥栖は「4軒に1軒は鉄道員の家庭」といわれるほど鉄道の町として栄えた。第一車庫は半径45メートルの扇形。26線ある赤れんが造りの車庫は九州一の規模だった。ただ、71年には蒸気機関車数が26両に減り、さらに9両が姿を消す予定とされ、蒸気機関車は急速に役割を終えていった。