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ウイルスとの戦いは続くが、テクノロジーがもたらす変化は小さくなさそうだ。中国の情勢に詳しい拓殖大... ウイルスとの戦いは続くが、テクノロジーがもたらす変化は小さくなさそうだ。中国の情勢に詳しい拓殖大学海外事情研究所教授の富坂聰氏が指摘する。 * * * 新型コロナウイルスとの戦いに四苦八苦する中国だが、2月中旬からわずかな曙光が差し始めてきた。武漢市・湖北省を除く地域では明らかに新たな感染者は減少し続けている。そして3月1日には、武漢でも市内に設けられた臨時病院の一つが役割を終えたことも報じられた。だが、中国社会が昨年の12月以前の状況に戻るには、まだまだ遠い道のりだ。 中高の教育現場では、いまだに生徒たちが通学する目処は立っておらず、自宅待機のまま、インターネットを通じた授業が進められている。だが、こうした社会へのストレスは、中国人の生活を大きく変えるのではないかとの予測があり、それは悪いことばかりではないとの指摘も出始めている。 それこそが在宅勤務やテレワークといった新たな働き方の本格