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大正時代まで日本には「夜這い」の文化があった。夜這いは、男が仕掛けるパターンだけではなく、女性が... 大正時代まで日本には「夜這い」の文化があった。夜這いは、男が仕掛けるパターンだけではなく、女性が行なうこともあった。民俗学者の竹田旦氏は『兄弟分の民俗』で、愛知県知多半島にこんな俗謡が存在していたことを紹介している。 「半田・亀崎、女のよばい、男極楽、寝て待ちる」 同様のパターンは相模や信州、丹後でもみられる。森栗茂一氏は『夜這いと近代買春』で、熊本県水俣近辺の実態を書いた。ちなみに当地は、「佐敷、水俣、女の夜這い」といわれるほどだった。森栗氏は水俣での女の夜這いを肯定する証言を、『聞書水俣民衆史』(岡本達明、松崎次夫編)から抜粋している。要約してみよう。 「村には四つの男宿と三つの女宿があり、年頃の若者が男女別に寝泊まりしていた。しかし、約束すれば男が女宿へ行くばかりか、女子も男のところへ泊まりに行く。朝起きてみれば、あっちの女宿から青年共が起きて来る、こっちの男宿から女子共が起きてくる
2011/04/21 リンク