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日本のボランティアは、東京帝大の学生たちによる関東大震災後の救護活動およびセツルメントの開設に端... 日本のボランティアは、東京帝大の学生たちによる関東大震災後の救護活動およびセツルメントの開設に端を発する。だが、ヒトラー・ドイツに学んだ日本国家は彼らの社会貢献を制度化し、「勤労奉仕」に組み換える形で戦時体制に取り込んでゆく。20世紀史を鏡に、私たちの自発性と強制性の境を揺さぶる渾身の書。 序章 いまなぜ「ボランティア」なのか? Ⅰ 日本の「ボランティア元年」――デモクラシーの底辺で 1 この私を待つ人たちがいる! 2 自発性と社会貢献の歴史を見つめなおすために Ⅱ 自発性から制度化へ――奪われたボランティア精神 1 発展する国家を巨大自然災害が襲った 2 震災救護活動のなかで――ある大学生たちの歩み 3 「東京帝国大学セツルメント」の創生 Ⅲ ヒトラー・ドイツの「労働奉仕」――日本が学んだボランティア政策 1 ボランティア労働とナチズム 2 労働奉仕と自発性――そもそもボランティアとは何
2020/05/27 リンク