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商売の基本と繁栄の鉄則は一つしかない。相手の利益を徹底的に優先すること。 こうした姿勢を自利利他と... 商売の基本と繁栄の鉄則は一つしかない。相手の利益を徹底的に優先すること。 こうした姿勢を自利利他ともいう。自利利他とは、自らの仏道修行により得た功徳を自分が受け取るとともに、他のための仏法の利益をはかることだが、とにかく、相手の利益を優先することが商売繁盛の基本になる。 商売の基本と繁栄の鉄則の実践は大阪商人が得意としていた。大坂の町は秀吉が築き、家康がそのまま引き継いだが、江戸末期までビジネスの中心は大阪であり、大阪商人が主役だった。 大坂商人と聞くと、商売っ気が旺盛で、ケチで利益に敏いイメージを持つかも知れないが、大阪商人の本質的気質は、相手の利益を優先するところにあった。 利益を独り占めするようながめつさはなく、時には身銭をきって他人のビジネスを助けることも日常的にあったようだ。 例えば、江戸時代の大阪の街には、現代以上に沢山の橋が架かっていたが、その九割は私設の橋、つまり、誰かが私
2024/11/30 リンク