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昨年の夏頃から、食料品を中心に値上げが相次いでいる。原油価格や小麦、とうもろこしといった原材料価... 昨年の夏頃から、食料品を中心に値上げが相次いでいる。原油価格や小麦、とうもろこしといった原材料価格の急騰を背景に、パンや麺類、ハムやマヨネーズなど、生活に身近なものが値上げされている。すでに値上げを予定している品目をみると、今春に値上げされる食料品は少なくない。値上げラッシュはまだまだ続きそうだ。 値上げが行われたからといっても、小売価格が上昇するとは限らない。過去の例を挙げると、ティッシュのように、企業が値上げを表明しても小売価格へ転嫁できなかったものもあった。問題は「値上げ分を小売価格へ転嫁できるかどうか」であり、その答えの1つにマクロ全体の需給関係が挙げられる。その代表的な指標であるGDPギャップをみると、約6年に及ぶ景気拡大で需給が引き締まっているため、現在は値上げが浸透しやすい環境にある。実際、生鮮食品を除く消費者物価指数で、上昇した品目の割合から下落した品目の割合を引いた水準を
2008/03/01 リンク