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ピース・又吉の「火花」、芥川賞候補に 拡大 第153回芥川、直木賞(日本文学振興会主催)の候補作が... ピース・又吉の「火花」、芥川賞候補に 拡大 第153回芥川、直木賞(日本文学振興会主催)の候補作が19日付で発表され、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹(35)の「火花」が芥川賞にノミネートされた。いわゆる純文学作品が候補となる芥川賞で、人気芸人の小説がノミネートされるのは異例。5月に発表された第28回三島由紀夫賞では決選投票で惜敗した又吉だが、国内で最も高名な文学賞を手にするチャンスが訪れた。 又吉は「読書芸人」としても知られ、読書をテーマに大学で特別講義を行ったり、エッセー集「第2図書係補佐」を発売したりするほどで、2012年には「別冊文芸春秋」掲載の「そろそろ帰ろかな」で小説家としてデビューした。 「火花」は芸人を主人公に、「自分なりに人間を見つめて書いた」という初の純文学作品だ。今年1月7日発売の文芸誌「文学界」2月号に掲載されると1万部が完売。同誌は2度の増刷で4万部を発行、増刷は8