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「これはぼくだけものものじゃない。変化を求めつづけたすべての人たちのものだ」。今年2月、『全米映画... 「これはぼくだけものものじゃない。変化を求めつづけたすべての人たちのものだ」。今年2月、『全米映画俳優組合賞(SAGアワード)』でアジア系俳優として初めて助演男優賞を受賞したキー・ホイ・クァンは、声を震わせながらそうスピーチした。映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で、主人公の夫ウェイモンドを演じた彼は、今後、MCUの『ロキ』シーズン2に出演することが決まっている。 1980年代に子役として人気を博すも成長するにつれて出演機会に恵まれず、一時は裏方に専念していたクァンは、本作でカムバックを果たした。冒頭の言葉の背後には、ハリウッドでアジア系俳優が置かれていた不均衡な状況がある。 今回CINRAではクァンにリモートで取材を敢行。本作に込められた重要なメッセージや、ハリウッドへの問題提起、変化を後押ししてきた先人たちへの感謝の思いなどを真摯に語ってくれた。インタビュアーを
2023/03/09 リンク