注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
戦争孤児の会代表、金田茉莉さん 戦争で親を奪われた戦争孤児は、戦後史の闇に埋もれた存在だ。自身もそ... 戦争孤児の会代表、金田茉莉さん 戦争で親を奪われた戦争孤児は、戦後史の闇に埋もれた存在だ。自身もその一人である金田茉莉さんは、30年にわたり、孤児たちの証言や資料を集め、未来への「遺言」として伝えてきた。82歳になったいまも、日々パソコンに向かい、孤児の目でみた戦後日本の現実を書き残す。 ――若いころに右目の視力を失い、最近は左目も悪くされて、細かい字が読めないそうですね。それでも書き続ける。執念に似た思いを感じます。 「72年前の終戦の後、東京・上野の地下道は浮浪児であふれ、数え切れない子どもたちが餓死し、凍死しました。生きた証しすら残せず、『お母さん』とつぶやき、一人で死んでいった。いま書いている本の題は『なぜ浮浪児になったのか』にしようと思います。歴史の闇に埋もれた実態を明らかにして、汚名をそそぎたいのです」 ――汚名、とは? 「浮浪児と呼ばれた子どもの大半は戦争孤児です。学童疎開中
2018/08/13 リンク