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60年代末と90年代末という時代 藤村龍至──この度11年間勤められた芝浦工業大学を退職されるということで... 60年代末と90年代末という時代 藤村龍至──この度11年間勤められた芝浦工業大学を退職されるということで、これまでの八束さんのキャリアからお伺いしたいと思います。 八束はじめ──僕が大学に入ったのは1967年で、丹下健三研究室に進んだのが1971年です。当時は学園紛争の只中でしたから、丹下研究室は事実上ないようなものでした。丹下先生はURTEC(丹下健三・都市・建築設計研究所)に活動の比重を移していて、研究室に来るのは年に3回ほどでした。僕は弟子といっても、多分顔も名前も覚えてもらっていない程度のものです。学園紛争が落ち着き、修士1年の時に丹下先生は退官されました。 丹下さんというとル・コルビュジエを連想しがちですが、それは個人としての作家に対してであって、最初の渡欧の際にヨーロッパが遅れていることにがっかりしたこともあって、将来的な指針としてはむしろアメリカの影響が大きかったと思います
2014/04/15 リンク