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入学式の日、娘にスーツを着せて、自分もフォーマルスーツを着て先に出た。私は小学校の校長2年生、娘... 入学式の日、娘にスーツを着せて、自分もフォーマルスーツを着て先に出た。私は小学校の校長2年生、娘は新1年生。出られない私の代わりに、実家の母と妹が来てくれた。私の感傷かもしれないが、最初の子の入学式、父親だけではさびしかろうと思ったからだ。 勤め先の学校に新入生を迎える。不安そうな表情、期待に満ちたキラキラした目。3月までは感じなかった感情が、合間に湧いてくる。「今ごろ、娘はどうしてるかな」。 娘も校長先生の式辞を聞きながら、「オカアチャンはどうしてるかな」と思ったらしい。今までより、つながっている気持ちがする。でも、それは「我が子より学校の子」になりがちな私の、甘い言い訳に過ぎない。 夫の持つ「自由な時間」が妬ましい 入学式の夜は、名前付けに追われた。あまりの多さに共働き母としてぞっとしつつ、落とし物に悩まされる校長としては納得がいくという、板ばさみの心境だ それから1カ月後。 深夜23
2014/06/10 リンク