注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
「白色」「黒色」「灰色」「血色」「金色」――。 中国国営新華社通信が発行する経済専門紙『経済参考報』... 「白色」「黒色」「灰色」「血色」「金色」――。 中国国営新華社通信が発行する経済専門紙『経済参考報』(5月10日付)は、中国で個人や企業が受け取る「特色ある収入」の実態をこの5色で表現したが、中国社会に潜む深い「闇」を絶妙に言い当てたものだった。 「白色収入」とは、給与や福利など正常な収入。「黒色収入」は、賄賂や横領、窃盗・強盗、詐欺、麻薬販売など非合法手段で得た収入のことだ。 ここまでは日本の論理でも分かりやすいが、残りの3つは中国社会独特のものだ。「灰色収入」とは、「合法と非合法の間の収入で、記録、納税、申告の対象ではない個人的な『隠秘(隠された)収入』で、学者も『白にあらず、すなわち黒』と認識している」(経済参考報)。 この灰色収入は、「感謝費」「労務費」「講義費」「原稿料」「謝礼」などの名目で、特権やコネを持つ富裕層の間に広く浸透し、「賄賂」が形を変えたものとの批判もある。中国改革
2010/06/02 リンク