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半藤一利さんの「遺言」――記者に語った「歴史から何も学ばぬ日本人」 己を責め、死にまさる苦しみを背負... 半藤一利さんの「遺言」――記者に語った「歴史から何も学ばぬ日本人」 己を責め、死にまさる苦しみを背負いながら、追い求めた「事実」の重み 伊藤千尋 国際ジャーナリスト 日本人は戦争の激震をどうやって乗り切ったのか 昭和史に光をあてた作家でジャーナリストの半藤一利さんが1月12日に亡くなった。90歳だった。 『文藝春秋』の編集長を長く務めた保守の論客だが、反戦の意志も明確に打ち出した気骨ある信念のジャーナリストだ。代表作に、終戦の日に軍部が天皇の玉音放送を阻止しようと反乱を起こした宮城事件を書いた『日本のいちばん長い日』がある。岡本喜八監督らの手で映画化されヒットした。 なぜこの本を書こうとしたのか。 半藤さんは、著書『あの戦争と日本人』に、一億玉砕を豪語して戦いつづけた大日本帝国がいかにして戦争をやめることができたのか、日本人はその「激震」をどうやって乗りきったのか、知りたかったと書いている
2021/01/22 リンク