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まずは、『続拾遺和歌集』巻第九羈旅歌にあるこの二首の歌をご覧ください。 旅歌の中に 大蔵卿行宗 み... まずは、『続拾遺和歌集』巻第九羈旅歌にあるこの二首の歌をご覧ください。 旅歌の中に 大蔵卿行宗 みやこ出て 立かへるべき 程遠み 衣の関を けふぞこえゆく 〈超意訳〉 都を旅立ってから、引き返すには道のりが余りにも遠くなってしまった。何しろ奥州の衣関を今日越えていくのである。 衣笠内大臣 旅人の 衣の関の はるばると 都へだてて いくかきぬらむ 〈超意訳〉 旅人たる私は奥州衣関まではるばると、都を離れて何日かけてやってきたのだろう。 という訳で今回の歌枕シリーズ、お題は「衣関」です。歌枕としての衣関は、平泉町および胆沢郡衣川村付近の衣川流域にあったとされる関所。衣川関・衣河関とも呼ばれます。九世紀初頭に胆沢城が築かれた時に同時に設けられたという話もありますが、文献上の所出は、十世紀の歌人源重之の歌集『重之集』だそうで、その辺りの設置ではないか、と推測されているようです。以降、「裁ち」「袖」