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6月10日に行われた新潟県知事選挙で、自民・公明両党が支持した元海上保安庁次長の花角英世氏(60)が初... 6月10日に行われた新潟県知事選挙で、自民・公明両党が支持した元海上保安庁次長の花角英世氏(60)が初当選を果たした。立憲、国民、共産、自由、社民推薦の元県議・池田千賀子氏(57)は「原発ゼロ」を掲げて有権者に支持を訴えたが、約3万7000票の差で及ばなかった。 もっとも、花角氏が勝利したことにより、東京電力ホールディングスが目指してきた柏崎刈羽原子力発電所の再稼働が前進すると見るのは早計だ。花角氏は選挙公約に「脱原発社会に全力を挙げる」と明記しており、柏崎刈羽原発については「3つの検証(①福島原発事故の原因、②健康・生活への影響、③避難計画)をしっかり進め、その検証結果が出るまで再稼働の議論はしない。それには2~3年かかる」と述べている。また、再稼働の是非の判断に際して「(県民に)信を問う」としている。 再稼働問題は次の知事選に持ち越し 柏崎市内で池田氏の選対副本部長を務めた高橋新一氏(
2018/06/13 リンク