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夫が帰ってきている。 昨夜9じごろ、到着して、夕飯を食べて。 不思議なものでかなりしばらくぶりなの... 夫が帰ってきている。 昨夜9じごろ、到着して、夕飯を食べて。 不思議なものでかなりしばらくぶりなのに、違和感がない。 馴染む。 「何か変わったことない?」 「ないよ」 「困ったことない?」 何かあったような気もする。けどすぐに出てこない。 「ないよ」 「そう」 ちょっとがっかりしているようにも聞こえた。 「あ、そうだ、階段の電球・・・」 「あ、了解、帰るまでにやっとく」 いなくても、悲しくて、寂しくて、声が聞きたいなんて思わない。 向こうも毎晩電話をしてくるわけでもない。 それでも、夫が家にいると、自分が自分として、この世にいていいんだと思える。 私のいる意味があるような気がする。 今日は、気が緩んでいるのか一日中、ゴロゴロ寝てた。 これから義父と、食事だ。 いつも緊張する。楽しんでいるのに帰ると、どっと疲れている。 25年も経っても、嫁はくだけることができない。 今日は、あえて、よそ行き
2018/08/12 リンク