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『知性は死なない』(與那覇潤、文藝春秋)は、大学で教鞭を取っていた著者が重度のうつを乗り越えて、... 『知性は死なない』(與那覇潤、文藝春秋)は、大学で教鞭を取っていた著者が重度のうつを乗り越えて、心の病や大学教育、さらには現代政治について書き綴った本である。 最終章で著者は、精神科病棟の談話室に置いてあった『ウノ』を入院仲間と遊んでいた話を紹介する。中には『ウノ』ができない人がおり、情報を集めて外出時にいくつかボードゲームを購入してきたという。本書では『カルカソンヌ』と『マスカレイド』が紹介されている。 『ウノ』ができない人が『カルカソンヌ』なんてできるの?と思うかもしれない。しかし『カルカソンヌ』は隠された手札がないのでアドバイスできること、ゲームが終わった後に盤面がきれいなことがあって、『ウノ』が苦手な患者さんにも楽しんでもらえたという。そのようなメタレベルでの協力が成り立ちやすいゲームが『カルカソンヌ』で、成り立ちにくいのが『ウノ』だったというわけである。 うまくあそべない人に、「
2018/08/18 リンク