拉致実行犯 辛光洙直撃取材の記録⑥ - 高世仁のジャーナルな日々

拉致実行犯 辛光洙直撃取材の記録⑥ - 高世仁のジャーナルな日々

兵庫県知事選での斎藤元彦氏と稲村和美氏が、トランプとハリスにダブって見える。 民意が民意を追放した...概要を表示 兵庫県知事選での斎藤元彦氏と稲村和美氏が、トランプとハリスにダブって見える。 民意が民意を追放したような、何ともいいようのない感覚に襲われた。「既得権益」と闘う改革の士のイメージ作りはまさにトランプ的なのだが。日本でも危ない風が吹いてきたのか。 ・・・・・・・ 北朝鮮の工作員、辛光洙（シン・グァンス）は、1980年に拉致した原敕晁（ただあき）さんに成り済まして韓国に入り、85年に逮捕された。スパイ罪で死刑が確定するが減刑されて無期となり、金大中政権で1999年末に恩赦を受け、いわゆる「太陽政策」のもと北朝鮮へと送還された。 原敕晁さんに成り済ました辛光洙 辛光洙を含む63人の「非転向長期囚」が北朝鮮に送還されたのは2000年9月２日。 「非転向長期囚」とは獄中で「帰順」（転向）しないまま刑期を終えた元服役囚で、スパイ（工作員）が49人、ゲリラが14人、平均年齢は75歳だった。この送還は北朝