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日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で 作者: 水村美苗出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/11/05メデ... 日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で 作者: 水村美苗出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/11/05メディア: 単行本購入: 169人 クリック: 12,657回この商品を含むブログ (459件) を見る水村美苗の『日本語が亡びるとき』ようやく読んだ。発売以来ネット上では毀誉褒貶のレヴューがあふれかえり、一部からは「トンデモ本」などと呼ばれているようだけれど、そんな軽薄なものではまったくないし、個人的には良書だと思う。「あとがき」にもある通り水村氏の周辺には柄谷行人がいたり、岩井克人がいたりするわけだけど、彼らがとくに活躍した8・90年代に輝いていた批評の良質な部分を上手に消化している印象を受けた。この本が「トンデモ本」と一蹴されるとき、かつての文芸批評の想像力のあり方にはいまや実効性がないのだろうなあと、少し寂しい気持ちになったものだが。 水村氏によれば、いまある様々な「国語
2009/01/21 リンク