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宇宙航空研究開発機構が 16 日、小惑星探査機「はやぶさ」の試料容器内で発見された微粒子約 1500 個の... 宇宙航空研究開発機構が 16 日、小惑星探査機「はやぶさ」の試料容器内で発見された微粒子約 1500 個の大半は小惑星イトカワ由来のものであると発表した (JAXA のプレスリリース、YOMIURI ONLINE の記事、47NEWS の記事より) 。「はやぶさ」の使命はこれで完全に達成されたこととなる。 月よりも遠い天体の表面から試料を持ち帰るのは人類初の快挙。見つかった微粒子の大部分がカンラン石で、その他は輝石、斜長石など。マグネシウムと鉄の含有比率が地球上の岩石とは大きく異なり、鉄の比率が 5 倍以上多いことが分かった。これらの特徴がイトカワの反射光の観測から推定された物質や LL コンドライトと一致。イトカワ由来であることを結論づけたとのことである。 本当にお疲れ様でした。
2010/11/29 リンク