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本棚にある河合隼雄さんの本を数えると31冊。1冊1冊を、丁寧に、繰り返し読んできた。「子どもの本の... 本棚にある河合隼雄さんの本を数えると31冊。1冊1冊を、丁寧に、繰り返し読んできた。「子どもの本の森へ」は詩人・長田弘さんとの対話集。ここでの長田弘さんは、詩人というより鋭い社会学者みたい。久々に本を開いてみる。途中、随所で「略」あり。 @7ページ 長田 しなかったもの、しそこなったもの、つい忘れてそれっきりのもの、そういうもののなかには、じつは、自分で気づいていない豊かなものがいっぱいあるんだってことを、忘れたくないですね。 @102ページ 河合 社会へ出ていくときに、個を失ってしまったら、そのなかにべたーっと入り込んでしまいます。個というものをもって社会のなかに入っていかなければならない。そんなことは魔法を使わなければできないわけです。個といいながらみんなとつながるというのは矛盾ですから。 ふつうは、大人になれないから、困って、子どもの世界に逃げこむのが魔法だと思われていますが、まった
2024/02/05 リンク