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概要: Rustの不安定機能である配置構文とbox構文の仕組みを説明する。 配置構文の動機 Rustの値渡しはデ... 概要: Rustの不安定機能である配置構文とbox構文の仕組みを説明する。 配置構文の動機 Rustの値渡しはデフォルトでムーブであり、コピーコンストラクターのような重い処理が勝手に実行されることはないから、多くの場面では値渡しのコストはそれほど高くない。それでも、大きな構造体を受け渡すと memmove のコストが高くつく場合がある。 とりわけ、データ構造に値を追加する場面では、無駄なムーブが発生している可能性が高い。これを最適化するために、ライブラリのインターフェースに工夫を加えるのが、Rustの配置構文である。C++の emplace_back と似ていると考えてよいだろう。 配置構文の使い方 配置構文の具体的な構文は、以下の2種類が提案されており、今のところは確定していない。 in PLACE { EXPR } 構文 PLACE <- EXPR 構文 PLACE の部分は、配置構文
2017/06/07 リンク