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幻覚に襲われる東京と、眠り続ける少女 バレエ・メカニック (ハヤカワ文庫JA) 作者:津原 泰水 早川書... 幻覚に襲われる東京と、眠り続ける少女 バレエ・メカニック (ハヤカワ文庫JA) 作者:津原 泰水 早川書房 Amazon 今回は、私にとってのベストSF小説のひとつを紹介したい。津原泰水の『バレエ・メカニック』だ。とはいうものの、実はこの小説を紹介する自信があまりない。大好きな小説ではあるのだけれど、そこに何が書いてあるのか、これがどのような物語なのか、うまく説明できる気がしないのだ。 でも、優れた小説、すごい作品というのは、えてしてそういうものかもしれない。ここはひとまず腹をくくって、できる限りその魅力を伝えてみたいと思う。 津原泰水は、1964年に生まれ、2022年に急逝してしまった作家だ。1989年から1996年までは「津原やすみ」名義で少女小説を発表し、1997年より筆名を変更してSFや幻想小説、ミステリなど多彩な作品を書き続けた。 今回紹介する『バレエ・メカニック』は2009年に