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思いがけず暑かった9月が過ぎて暦は10月になった。東京も朝夕は以前よりもかなり涼しくなり、虫の音を聴... 思いがけず暑かった9月が過ぎて暦は10月になった。東京も朝夕は以前よりもかなり涼しくなり、虫の音を聴いていると秋が訪れていることが分かる。秋の夜長は読書に最適な時期だが、私と同じような文房具好きの人には「文房具が欲しくなる本」をオススメしたくなってしまう。 筆記具を買って文字を書きたくなってしまう物語 最初にご紹介するのは、小川糸さんが書かれた「ツバキ文具店」という一冊だ。今年読んだ本の中でもとても印象深い一冊で、何回か良い直してみたぐらいだ。 物語の主人公は、鎌倉の小高い山のふもとにある古い一軒家「ツバキ文具店」で暮らす20代の雨宮鳩子。幼い頃に母親から離れて祖母に育てられた鳩子は、紆余曲折を経てこのお店で「代筆屋」を営んでいる。 「代筆屋」のツバキ文具店には様々な人が訪れて、自分では書くことのできない手紙の代筆を鳩子に託していく。その一つ一つに人間味あふれる物語が流れていて、手紙の素晴
2016/10/01 リンク