香川とドルトムントの“ジレンマ”。「縦の速さ」への固執が精度を奪う。（ミムラユウスケ）

香川とドルトムントの“ジレンマ”。「縦の速さ」への固執が精度を奪う。（ミムラユウスケ）

11月30日、ドルトムントがついに単独で最下位に沈んだ。 13試合を終えて勝ち点が11に留まったのは、入れ...概要を表示 11月30日、ドルトムントがついに単独で最下位に沈んだ。 13試合を終えて勝ち点が11に留まったのは、入れ替え戦の末に残留を果たした1985-1986シーズン以来のことだ。スポーツディレクターのツォルクも、こう認めている。 「これまでは上を見ていたが、それも今日までだ。（中断期間となる）クリスマスまでは出来るだけ多くの勝ち点を積み重ねるために戦う。我々は残留争いの真っただ中にいるのだ」 ADVERTISEMENT そんな危機に置かれたドルトムントで、香川真司は何をすべきなのだろうか。 11月30日に行なわれた第13節のフランクフルトとのアウェーゲームでは、いくつかの気になるシーンがあった。 前半7分、オーバメヤンが自陣から来たボールを香川に落として、カウンターが始まる。香川がドリブルで右サイドのスペースへ侵入。ムヒタリアンがペナルティエリアに入っていったが、香川はそのままシュートに持ち込み

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