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捕手に視線を送り、軽く顎を上げた。 身長168cmの小柄なエース、東海大四の西嶋亮太の「超スローカーブ... 捕手に視線を送り、軽く顎を上げた。 身長168cmの小柄なエース、東海大四の西嶋亮太の「超スローカーブ」のサインだった。 0-0で迎えた7回表。1死走者なし。山形中央の6番・中村颯(はやて)への初球だった。 ADVERTISEMENT 推定時速50kmのカーブが宙に放たれる。大きな拍手と大歓声が湧く中、しなった弓のような弧を描いたボールが、ゆっくりと捕手のミットに落ちた。判定は、ボール。 それに対し、打者の中村はバントの構えをして見送った。 「監督には攻めの気持ちを忘れるなと言われていた。黙って見送ると、向こうのペースになってしまうと思ったので、バントをしてやるぞという雰囲気を出して見送りました」 ただ、初戦の九州国際大付との試合では「相手のリズムをくるわせよう」と思って使った超スローカーブだったが、この試合のそれは意味合いが少し違った。 西嶋が説明する。 「前半、コントロールを意識しすぎ
2014/08/21 リンク