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帰ってきた。ついに戻ってきた。 4年前、トリノ五輪の活躍で日本中にブームを巻き起こした カーリング日... 帰ってきた。ついに戻ってきた。 4年前、トリノ五輪の活躍で日本中にブームを巻き起こした カーリング日本代表を率いたスキップは、 その後休養の道を選んだが、現役に戻る決意をした。 今ここに、復帰への経緯と決意を語る。 その姿は、歳月のたしかな流れを思わせた。 お腹にまだ小さな、小さな赤ん坊を抱えていた。あやすようにわが子に向けられたのは、優しい笑顔だった。 2006年のトリノ五輪は荒川静香の金メダルで記憶されるが、それに劣らぬ関心とブームを起こしたのはカーリング日本代表「チーム青森」である。チームのスキップ(主将)であり、中心にいたのが小野寺歩だった。 以前なら想像できないほどカーリングの認知度が高まった今日への発火点となり、道筋をつけた小野寺は、トリノ後、盟友、サードの林弓枝とともにチーム青森を離れ、北海道で休養の形をとった。 あれから4年と半年が流れた。 結婚を経て一児の母となった小野寺
2017/02/12 リンク