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先日の東京都議会でのセクハラやじ問題はうやむやのまま幕引きを迎えました。途中からやじの犯人探しに... 先日の東京都議会でのセクハラやじ問題はうやむやのまま幕引きを迎えました。途中からやじの犯人探しに躍起になり、本題が置き去りにされた感じが否めないことに筆者は複雑な思いがしましたが、同時に結婚や不妊に関してあまりに理解のないやじが飛ぶことに、制度よりもまず意識改革が重要だと考えさせられました。 少子化を食い止める上で参考にしたいのが制度面、意識面で世界の先端を行くスウェーデンの事例。今回は、女性の社会参加と高い出生率、そしてそれを支える男性の育児支援についてお伝えします。 ■ スウェーデン女性の社会参加の状況 スウェーデンでは20歳から64歳までの全女性人口の80%が職業を持ち働いています。日本のような主婦に配慮した年金制度がなく、働くことが前提の社会システムになっているため、専業主婦の割合はたったの2%というから驚きです。国会議員に占める女性の割合は45%、民間企業の女性管理職比率も28%
2014/07/01 リンク