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『タモリ論』などのヒット作で知られる作家・樋口毅宏が、まさかの引退!? 刊行されたばかりの新作小説... 『タモリ論』などのヒット作で知られる作家・樋口毅宏が、まさかの引退!? 刊行されたばかりの新作小説『太陽がいっぱい』。その帯にはハッキリと「樋口毅宏引退作品」との言葉が打たれていた。 その小説『太陽がいっぱい』のテーマはプロレスだ。プロレス界を虚実綯い交ぜで描いた全8編の連作集。なぜ今、プロレスなのか。そして引退の真相は? 本人に直撃してみた。 ――まずはじめに、プロレスを小説の題材にした経緯についてお聞かせください。 樋口:「ある悪役レスラーの肖像」という一編は、昭和プロレスが好きな人なら誰でもわかるようにラッシャー木村がモチーフ。子供の頃、俺も世間と同じようにラッシャー木村、アニマル浜口、寺西勇のはぐれ国際プロレス軍団が嫌いで、「卑怯な手ばかりしやがって!」って憎んでいたほどだった。 ところが成長するにつれてプロレスにショーの要素があるとわかるようになり、その後のアントニオ猪木とラッシ
2016/09/09 リンク