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最大12万件の自動車保険が支払われていなかった問題で、「東京海上日動火災保険」永野社長が7日に会... 最大12万件の自動車保険が支払われていなかった問題で、「東京海上日動火災保険」永野社長が7日に会見し、陳謝するとともに、「過去にさかのぼって支払いの対応をしていく」と述べた。 永野社長「お客様や関係の皆様に大変なご心配をおかけして、申し訳なく思っております」 問題となっているのは、東京海上の自動車保険で、顧客が対人事故を起こした際に被害者へのお見舞いなどにかかった費用を支払うもので、02年4月から03年6月までの間で顧客からの請求がなく、支払われていなかった可能性のあるものが最大12万件あることがわかっている。 東京海上は03年7月、請求の有無にかかわらず顧客に案内するシステムに変更している。それ以前の、請求がなければ支払わないとしていた判断について、永野社長は「当時としては適切だった」と繰り返し、「不払いだったと考えてはいない」と述べた。一方で、今後については、過去にさかのぼって顧客から