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興収100億円も間近という驚異的なヒットを飛ばしている映画「君の名は。」。舞台となった岐阜県では、古... 興収100億円も間近という驚異的なヒットを飛ばしている映画「君の名は。」。舞台となった岐阜県では、古い駅や町の小さな図書館、人知れぬ神社の鳥居に集うファンの姿に地元民が目を丸くし、同じく舞台となった都内の歩道橋も、新海誠監督自身が「生活圏なのに、もうここは通えないから他の道を使っている」と嘆くほど、カメラを持った大勢の人々であふれ返っている。 政府が言うところの「クールジャパン・コンテンツ」によって地方創生が多少でも実現し、閑散とした町に活気が戻るのは喜ばしいことだろう。しかし裏では、「国内では作品が作りにくい」という意見も聞かれ、中国や韓国でアニメスタジオが急増し、日本人作家やスタッフが海外に出てしまうことが危惧されているという。そして、もう1つ問題となっているのが“作品のドメスティック化”だ。 「漫画原作はまだしも、オリジナルアニメは国内を舞台にした日本人だけが登場する作品が主流で、ど
2016/09/27 リンク