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中米のマヤ文明のすぐ近くで並行して栄えた謎多きコツマルワパという地域で、たばこを煎じた液体を儀式... 中米のマヤ文明のすぐ近くで並行して栄えた謎多きコツマルワパという地域で、たばこを煎じた液体を儀式に使っていた証拠が見つかった。生贄や、沐浴・出産にまつわる儀式だったようだ。 発見された場所は、現在はグアテマラのエル・バウルという遺跡だ。研究者らがコロンブス以前の文明について調査を行った際に、儀式用の品だった陶器製の大型容器のサンプルに、カカオの痕跡が残されていないかを調査した。この容器は古典期後期(紀元650~950年)のもので、たばこを含め、さまざまな残留物の検査も行われた。 分析の結果が出たとき、チームは驚愕した。「想定外でした。何かを飲むためにぴったりな円筒形の容器から、ニコチンの痕跡が見つかったのです」と、研究を率いたオスワルド・チンチラ・マサリエゴス氏は述べている。論文は2024年3月4日付けで学術誌「Antiquity」に発表された。
2024/10/23 リンク