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1990年代後半にかけてのITベンチャー企業ハイパーネットの躍進と崩壊を、板倉雄一郎社長自らが記した『... 1990年代後半にかけてのITベンチャー企業ハイパーネットの躍進と崩壊を、板倉雄一郎社長自らが記した『社長失格』。資金繰りや組織運営の苦悩が生々しく描かれていて、当時のベストセラーとなった理由がよく分かった。 ハイパーネットが扱っていたのは、インターネットに接続した時、メインのブラウザとは別に小さいブラウザを開き、その画面に企業の広告を表示させることで、ユーザーの接続料を無料にしようという“ハイパーシステム”。本書では、ネット広告市場の拡大スピードを見誤ったこと、組織運営がうまくいかなかったことなどが失敗の原因として挙げられている。 しかし、ハイパーネットが倒産した1997年の4年後、インターキュー(現GMOインターネット)がハイパーシステムを買い取ったときにもうまくいかず、現在でも類似の試みがうまくいってなさそうなところをみると、どこかで方針転換しなければならない事業だったのではないか、
2019/01/07 リンク