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電子書籍をよく買うようになって感じる最大の変化は「新刊にこだわらなくなった」ということだ。と言っ... 電子書籍をよく買うようになって感じる最大の変化は「新刊にこだわらなくなった」ということだ。と言っても「古い作品ばかり買っている」ということではない。以下のような事情がある。 ラノベの場合、月に100冊以上の新刊が出ているが、書店ではあまり棚を割いてもらえない。漫画、あるいは一般文芸がフロアの大部分を占めていて、ラノベには棚がひとつかふたつがせいぜい、ということも少なくない。これには「電撃組」などの特約店制度も関係しているのだろうが、ともかくラノベ棚は非常に狭いのである。 そのため、ラノベの新刊台は「直近一週間に発売された新刊しか並ばない」というようなことになってしまう。あるレーベルの新刊発売日が来ると、その新刊だけが平積み台に並べられ、その他のレーベルの新刊は撤去されてしまうのだ。そして撤去されたその新刊が、そのまま書店の棚に残っている保証はない。 ラノベ読者としては、発売日から一週間以内
2014/11/18 リンク