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「にゃあ」 アリスは猫らしく一声鳴いた。 「てめえ、ふざけてるのか?」 小さめの猫にしか見えないアリ... 「にゃあ」 アリスは猫らしく一声鳴いた。 「てめえ、ふざけてるのか?」 小さめの猫にしか見えないアリスを見て、曲者はご不満らしい。 「俺テイマーなもんで、うちの使役獣がお相手するよ」 「猫に用はねえ!」 曲者リーダーはアリスを無視して、俺に殴りかかろうとした。どっこいそうはいかないよ? 「シャーッ!」 アリスは男の足元から肩まで駆け上がると、横っ面をサクッと引っ搔いた。 「痛(い)て! この畜生!」 いや、畜生に畜生って……。人間相手にこの人間めって言うようなもんよ? トン、と地上に降りたアリスは、得意げに尻尾を立てて戻ってきた。 「もう勘弁ならねえ。腕の1本も――」 何やら言いかけたリーダーは白目を剝いてぶっ倒れた。眠り薬ですか? 死んでないよね? 「安心して。眠っただけだから。次からは殺すよ?」 残った3人を睨みつけると、俺の迫力に圧されたのでしょう。リーダーを担いで逃げ出していった。