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新たな年が始まった。金利のある世界に戻った日本で、金融政策の「正常化」は続くのか。日本銀行がまと... 新たな年が始まった。金利のある世界に戻った日本で、金融政策の「正常化」は続くのか。日本銀行がまとめた「金融政策の多角的レビュー」を出発点に、元日銀の神津多可思・日本証券アナリスト協会専務理事が今後のポイントを解説する。(JBpress編集部) (神津 多可思:日本証券アナリスト協会専務理事) 日本銀行の「金融政策の多角的レビュー」に書かれた重要なポイントとは 記憶は急速に上書きされる。もはやコロナの頃は随分と昔のことのようだ。金融政策についても、2023年の暮れにはイールドカーブ・コントロールの運用柔軟化が議論されていた。ゼロ金利と金利ある世界への復帰がそれぞれ2024年3月と7月である。今や、政策金利の次の引き上げはいつかが注目されている。金融の世界もまた、この1年で大きく変わった。 内外の政治も同様だ。日本も含め、フランス、ドイツなどの与党は、総選挙の結果、過半数割れし、政治的意思決定
2025/01/06 リンク