シリアに訪れる最悪シナリオ…過激派「イスラム国」復活ならトランプ米政権は介入へ、そしてプーチンはどう動くか 東京外国語大学・青山弘之教授に聞く（後編） | JBpress (ジェイビープレス)

シリアに訪れる最悪シナリオ…過激派「イスラム国」復活ならトランプ米政権は介入へ、そしてプーチンはどう動くか 東京外国語大学・青山弘之教授に聞く（後編） | JBpress (ジェイビープレス)

シリアのアサド政権崩壊につながったのは、国内の反体制勢力、中でもシャーム解放機構（HTS）の存在感が...概要を表示 シリアのアサド政権崩壊につながったのは、国内の反体制勢力、中でもシャーム解放機構（HTS）の存在感が大きい。HTSは新内閣でも中心的な役割を担うと見られているが、この組織は国連やアメリカから「テロ組織」と認定されており、中東情勢のさらなる混乱は避けられない。シリアの今後について、青山氏に話を聞いた。（後編／全2回） （湯浅大輝：フリージャーナリスト） （前編から読む）＞＞シリア・アサド政権崩壊、現地知る専門家だから分かる本当の理由…反政府勢力だけではない、背後に何が？ シャーム解放機構の正体とは ──前編で青山さんは「アサド政権崩壊の裏に、イスラエルとトルコの存在がある」と分析されました。アサド政権はもともと、ロシアとイスラエルの支援を受けることで反体制派の勢力を削ぎ、政権を運営してきました。次の政権で重要な役割を担うシャーム解放機構とはどんな組織なのですか。 青山弘之・東京外国語大学教授