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(筆坂 秀世:元参議院議員、政治評論家) 1月27日の「サンデーモーニング」(TBS)を見ていて驚いた。... (筆坂 秀世:元参議院議員、政治評論家) 1月27日の「サンデーモーニング」(TBS)を見ていて驚いた。評論家の寺島実郎氏が北方領土問題の解説を行ったのだが、その際、使われた地図の表記があまりにもデタラメだったからだ。 寺島氏は、まず歴史を踏まえて1855年、江戸幕府がロシアとの間で日露通交条約を結び、得撫島(うるっぷとう)から以北がロシア領となり、国後島と択捉島が日本領となったことを説明した。これはその通りである。問題は寺島氏が示した地図には、得撫島以北が千島列島とされていたことだ。 続いて寺島氏は、1875年に得撫島以北の島(寺島氏によれば、これが千島列島)は日本領に、樺太はロシア領とする千島・樺太交換条約が結ばれたことを説明した。寺島氏の説明で一貫していたことは、国後と択捉が千島列島には含まれないとすることであった。
2019/01/30 リンク